こんにちは!FXビギナーのキザルです。
2020年3月より「FX自動売買」を始めてみました。
運用実績を教えてよ。
今回僕が運用開始したのは、
- トラリピ
- ループイフダン
この2つです。
- 月初からではなく、月途中から開始
- 最初はお試し的な運用
といった条件ですが、ご参考にしていただければ幸いです。
基本的な運用思想としては
保有するポジションに対して十分すぎる口座資金で、ロスカット回避の長期運用
って感じですね。
ここで紹介する実績は
- FX自動売買はほったらかしで儲かるよ
- この設定で運用していれば儲かるよ
といったものではありません。
FX自動売買「トラリピ」の運用実績【2020年3月】
まずは「トラリピ」の運用記録から。
トラリピはマネースクエアが運営するFX自動売買ツールです。
運用概要は下表のとおり。
売買システム | トラリピ |
---|---|
口座資金 | 50万円 |
運用開始 | 3/20 〜 |
稼働日 | 8日 |
通貨ペア | CAD/JPY |
収益 | +5,072円 |
3/20からスタートして、実質8日の稼働日でおよそ1%の利回りでした。
通貨ペアでCAD/JPYを選んだのは、過去数年の値動きから安定したレンジを形成しているためです。
収益の日ごとの内訳はこんな感じです。

設定や収益をそれぞれ見ていきます。
トラリピの注文設定はこちらの記事をご覧いただければと思います。

2020/3/20 〜 2020/3/24
トラリピを初めて注文した時の設定です。
通貨ペア | CAD/JPY |
---|---|
売買 | 買 |
レンジ | 66.3 〜 88.3 |
注文金額(万) | 0.1(1,000通貨) |
トラップ本数 | 21 |
利益金額(円) | 500 |
決済トレール | あり |
ストップロス | なし |
幅広い値動きをカバーしたかったので66.3〜88.3円のレンジ設定です。

このレンジで口座資金50万円で十分にゆとりを持ちたかったので、トラップ本数は21本。
これで値幅1円ごとのトラップ、そして注文金額も少なく1,000通貨です。
以上の設定ですべてのポジションを抱えたとしても、口座資金50万円なら1加ドル55円くらいまでは耐久できます。
結果、新規注文が一切約定せず笑
1円の値幅が広かったですね。
2020/3/24 〜 2020/3/26
まったく約定しないと収益どころか勉強にもならないので、すぐに設定変えました。
次の設定はこちらです。
通貨ペア | CAD/JPY |
---|---|
売買 | 買 |
レンジ | 73.7 〜 78.5 |
注文金額(万) | 0.1(1,000通貨) |
トラップ本数 | 13 |
利益金額(円) | 500 |
決済トレール | あり |
ストップロス | なし |
最初の設定はあまりにもレンジが広すぎたので、最近の値動きにぐっと狭めてみました。

このレンジで0.4円値幅で買うことにすると、トラップ本数は13本です。
口座資金の50万円でも1加ドル40円まで耐久できて、けっこう余裕。
この設定に変更した途端に注文と決済がばんばん出始めました。
1日あたり2,000円くらいとデイリー0.4%の利回りです。
2020/3/26 〜 2020/3/28
トラリピの仕組みもなんと分かり始めたので、さらに設定を変更します。
次の設定はこちらです。
通貨ペア | CAD/JPY |
---|---|
売買 | 買 |
レンジ | 76.5 〜 80.5 |
注文金額(万) | 0.1(1,000通貨) |
トラップ本数 | 21 |
利益金額(円) | 500 |
決済トレール | あり |
ストップロス | なし |
前回絞りすぎたレンジを上抜けしそうだったので、当時のレートを中央値に上下2円値幅を再設定。

トラップ本数21本で0.2円の値幅となかなか強気。
ロスカットは57円まで耐久できます。
ただこの直後に円が下落して、含み損を抱えたままレンジ下限を突き抜けます。
2020/3/30 〜
前日までの値動きでレンジ下限を抜けたので再設定。
とは言っても、抜けたレンジにはいずれ戻ってくるだろうと想定して、新たにトラップを仕掛けます。
その設定はこちらです。
通貨ペア | CAD/JPY |
---|---|
売買 | 買 |
レンジ | 73.7 〜 76.3 |
注文金額(万) | 0.1(1,000通貨) |
トラップ本数 | 14 |
利益金額(円) | 200 |
決済トレール | あり |
ストップロス | なし |
既存トラリピの下側エリアをカバーする設定ですね。
トラップ値幅は既存トラリピと同様に0.2円です。

2つのトラリピを運用することになりますが、既存トラリピでは全ポジ抱えていないので、このまま下落し続けてもロスカットには影響ありません。
それから、利益金額を高く設定しすぎると、利確前に下落する傾向にあったので500円から200円に変更しました。
今後は値幅をそのまま利益金額にしようかな、って思っています。
そんな感じで、月末まで設定変更しながら運用した結果が、最初の表の通りです。

最近は為替が荒れまくってるので、リピート系FXには適しているのでしょうかね。
今後もいろいろ設定試しながら勉強です。
トラリピを運営しているマネースクエアの口座開設手順はこちらです。

FX自動売買「ループイフダン」の運用実績【2020年3月】
トラリピから遅れること1週間、「ループイフダン」をスタートしました。
ループイフダンはアイネット証券が運営するFX自動売買ツールです。
運用概要は下表のとおり。
売買システム | ループイフダン |
---|---|
口座資金 | 50万円 |
運用開始 | 3/26 〜 |
稼働日 | 4日 |
通貨ペア | AUD/JPY |
収益 | +5,375円 |
3/26からスタートして、実質4日の稼働日でおよそ1%の利回りでした。
AUD/JPYで始めたのは、
- トラリピをCAD/JPYで始めたからそれ以外で
- 過去の値動きやレンジが安定しているもの
という理由です。
収益の日ごとの内訳はこんな感じです。

設定や収益をそれぞれ見ていきます。
ループイフダンの注文設定はこちらの記事をご覧いただければと思います。

2020/3/26 〜 2020/3/27
ループイフダンを初めて注文した時の設定です。
売買システム | ループイフダンB100(AUD/JPY) |
---|---|
損切設定 | なし |
数量 | 1(1,000通貨) |
最大ポジション数 | 3 |
こちらもまずは1円値幅でスタートです。
最大ボジション数も3なので、まずロスカットも考えなくてOKです。
トラリピと比べてループイフダンは仕掛けるレンジなどの細かい設定がないので設定は楽ですね。
で、上記の設定で運用してみて、決済も新規注文にも引っかからず。
2020/3/27 〜 2020/3/28
次に試した設定がこちらです。
売買システム | ループイフダンB10(AUD/JPY) |
---|---|
損切設定 | なし |
数量 | 1(1,000通貨) |
最大ポジション数 | 3 |
値幅のみを変更しました。
最大ポジション数は3のままなので引き続き、ロスカットのリスクなし。
「3ポジションでもいいから、まずは注文と決済を繰り返さないと知識が身につかん!」って感じですね。
この設定で試してみたところ、一晩で1,463円の収益が出てました!
まぁ為替がこの値幅でいい感じに動いてくれたんでしょう。
運が良かったと思っておきます。
2020/3/30 〜
お試し的な運用期間を経て、ループイフダンの仕組みもだいたいわかってきました。
これからは実践的にやっていきます。
設定はこちらです。
売買システム | ループイフダンB20(AUD/JPY) |
---|---|
損切設定 | なし |
数量 | 1(1,000通貨) |
最大ポジション数 | 10 |
値幅を20銭に変更して、最大ポジション数を10にしました。
ループイフダンではレンジの設定はありませんが、想定としては1豪ドル72円を上限に考えています。
この想定範囲で最大ポジションを抱えている場合でも、口座資金に50万円あれば1豪ドル25円くらいまでは耐久できます。
こんな感じで超守りの設定で、月末まで設定変更しながら運用した結果が、最初の表の通りです。

最終日の1日3,000円の収益が突出していますね。
トラリピのような決済トレールの設定もないので、ループイフダンは細かい利益をコツコツ積み重ねていくという印象です。
ループイフダンを運営しているアイネット証券の口座開設手順はこちらです。

2020年3月|FX自動売買の運用実績まとめ
以上、2020年3月のFX自動売買の運用記録でした。
月後半からの運用なので、そこまでのデータはまだ集まっていませんね。
結果的にはトラリピよりもループイフダンの方が利回り良かったですが、通貨ペアやら仕掛けるタイミングやらの影響もあると思います。
体感的には、
- トラリピはいろいろな設定できて、細かいところまでカスタマイズ可能。FXの知識や経験がそれなりに必要になりそう。
- ループイフダンは詳細な設定は不要なので、あれこれ考えることがない。FX最低限の知識があれば運用できそう。
って感じですね。
どちらもロスカット想定額にはまだまだ余裕があるので、もっと収益が生まれるような設定を追求していきたいと思います。
とはいえ、現在世界中の経済が大荒れなのが怖いところですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

